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32bit、Windows10以前の古いパソコンでPHP8+XAMPPを動かすためのメモ
2023年10月13日

Windows10以前の古いパソコンで更に32bit環境
でXamppでPHP8を動かすという変わった作業を行う必要があったので

備忘録としてメモをしておきます。
※大まかな流れと引っかかりそうな部分だけ書いておきますので
細かな所はエラーメッセージを元に検証してみてください。

1.Xamppが最新版をインストールできないので
旧バージョン3.22 をインストール

2.PHP8.0 スレッドセーフ版をダウンロード
PHPフォルダをPHP_OLDに変更

3.Vcruntime140.dllが無いよ!とエラーメッセージが出ているので
Visualstudio再配布パッケージのインストール
※Windows\Sytem32 からXampp\Apache\bin へコピー

4.C:\xampp\apache\conf\extra\httpd-xampp.conf の PHP7部分を書き換え

LoadModule php8_module “C:/xampp/php/php8apache2_4.dll” は
下記の様にする
LoadModule php_module “C:/xampp/php/php8apache2_4.dll”

5.これでとりあえずPHPは動くようになるけれどもSQLが動かないので
MariaDBをMysqLに変更

Mysqlフォルダをリネームして保存
Mysqlフォルダにダウンロードした Mysqlの中身をコピー

コマンドプロンプトでデータディレクトリの初期化
※検索すれば出てきます。

6.Mysqli拡張が無いと出るのでPHPiniのチェック

以下の表示が出てMysqlにログインができない。
”mysqli 拡張がありません。PHPの設定をチェックしてみてください”

PHPINFOでPHP.iniを見てみると Novalueになっているので
ディレクトリの指定

※PHPフォルダのPHP.ini ではなくて Apache\bin\php.ini のファイルが無かったのが問題だったので
PHP.iniをPHPフォルダから binへコピー

これでMysqlにもログインできるようになりました。

他にも細かな設定必要かと思いますが
大まかな流れはこんな感じです。

PHP8をローカル環境で使いたいよ! というだけでしたら
普通に最新版のXampp を入れた方が楽ですのでお勧めです。

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